- コード化点字ブロック
導入事例 - Case Studies
- はじめに
- コード化点字ブロックを導入
するまで - コード化点字ブロックの導入後
- 終わりに
- 今回導入いただいた製品
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- カタログ
- Catalogue
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今回導入いただいた製品
- 移動支援
- コード化点字ブロック
- ■価格
要お見積もり
設置工数・設置環境によって異なります。
お気軽にお問合せください。
- コード化点字ブロック
について問合せる
こういうサービスを導入し、自治体担当者や地域住民の方に体験してもらうことも目的の一つです。ここで体験いただくことで、街中のバリアフリー整備の参考としてもらえると良いですね。
社会福祉法人 鳥取県ライトハウス 様
社会福祉法人 鳥取県ライトハウス 様
「コード化点字ブロック」は既存の点字ブロックに特定のマークを取り付けてコード化することで、スマホアプリを通じて音声案内を受けることができるようになるサービスです。
「コード化点字ブロック」の導入をした社会福祉法人 鳥取県ライトハウスのご担当者様(門脇様・市川様・遠藤様)に、導入の経緯や目的をお伺いしました。
今回導入いただいた製品
コード化点字ブロック 価格 : 要お見積もり
既存の点字ブロックの所定の位置にコード部材を取り付けることでスマホアプリを通じて音声案内を受けることができるサービスです。読み取る向きに応じて「今いる場所」や「周辺情報」「進行方向に何があるのか」などの情報をその場で確認することができます。
■価格
要お見積もり
設置工数・設置環境によって異なります。
お気軽にお問合せください。
導入した商品名
コード化点字ブロック
導入の目的
施設利用者の利便性向上&周辺地域への啓発
本サービスのポイント
スマホだけで自分の現在地や周辺情報を知ることができる
コード化点字ブロックを導入するまで
- 導入の経緯について教えてください。
-
「コード化点字ブロック」というものが金沢で設置されているということをネットを通じて知りました。従来の点字ブロックは、もちろんしゃべらないので「止まれ」と「進め」」以外の情報がないことを課題に感じていました。
そんな中、鳥取県ライトハウスにてナビタグ(※)の導入を検討することになり、各種ナビタグを体験・検討するために、コード化点字ブロックが敷設されている兵庫県の神戸アイセンターを見学しに訪問しました。
実物を体験していく中で、サービス自体の利便性はもちろんのこと、既存の点字ブロックを活用する点や、大掛かりな工事もないうえに費用面でも導入のハードルが低いことを知り、コード化点字ブロックを導入することに決まりました。 - ※ナビタグとは主に点字ブロックに情報を付加する二次元コードです。これらの二次元コードは視覚に障害のある方が白杖や点字ブロックと併用することでさらに安全、便利に移動することが可能となります。詳しくは こちら。
- 導入前まではどのように対応していましたか?
- 音声案内情報発信機器を各所に設置しており、受信機をお持ちの方にはそれを通じて音声案内が受けられる状態にしていました。ただ、受信機を所有していない方には情報が届きにくいというのが問題でした。
今回のコード化点字ブロックについては、スマートフォンを持っていれば案内を聞くことができるので、より幅広い人々に便利に使ってもらうことができると思います。 - デモを行ってみて、いかがでしたか?
- 便利だな、と思いました。「ここは、建物出入り口前です。前方向は出入り口です」や「右方向にトイレがあります」など、一人で歩いていても「今いる場所」や「進行方向に何があるのか」を知ることができるのは非常に心強いです。
- コード化点字ブロックにどのような役割を期待していますか?
-
施設の内外に関わらず「いま自分がどこにいるのか」「どちらを向いているのか」「自分の周りに何があるのか」を知ることができることを一番重視しています。これは屋内でも屋外でも同じことで、点字ブロックに沿って歩くことはできますが、「今自分がどこにいるのか」を知ることは非常に難しいです。施設内だと「1Fにいるのはわかるが、1Fの中のどのあたりなのか」なんかですね。
また、操作が簡単なのも良いです。アプリを立ち上げて、スマホのカメラを点字ブロックに向けるだけなので、難しいと感じることもありませんでした。
コード化点字ブロックの導入後
- 利用された方のお声や利用頻度を教えてください。
- 利用者の方には喜んでもらえていると思います。毎日多数の体験者がある、というわけではありませんが、導入後体験イベントも開催し、多くの方に知っていただくことができました。
今でも希望者は気軽に体験できるようにオープンにしています。また、体験希望の方には館内貸出スマホもご用意しています。
終わりに
- 今後のバリアフリーはどのように考えていますか?
- コード化点字ブックは、施設内はもちろん、本来は街中にあってこそ視覚障害者が助かるサービスだと思っています。
鳥取県ライトハウスが先駆けてこういうサービスを導入し、自治体担当者や地域住民の方に体験してもらうことも目的の一つです。ここで体験いただくことで、街中のバリアフリー整備の参考としてもらえると良いですね。 - 本日はお忙しい中貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。