- 拡大読書器導入事例
- Case Studies
- はじめに
- 拡大読書器を導入するまで
- 拡大読書器の導入後
- 終わりに
- 今回導入いただいた製品
- 製品についてのお問合せ
- カタログ
- Catalogue
- 掲載製品のカタログを見る
今回導入いただいた製品
- 据置型拡大読書器
- クリアビューC HD22
- ■価格
279,000円(非課税)
■保証期間
3年間 - クリアビューC HD22
の詳細はこちら - クリアビューC HD22
について問合せる
読書器導入の前に、
実物を見て確認することが大事。
滋賀県立盲学校
滋賀県立盲学校
盲学校内での視覚障害者教育に加え、滋賀県内にある小・中・高校の教育相談や進路相談など視覚障害者教育に関する総合的な相談窓口としても機能している滋賀県立盲学校様。
今回は、実際に機器をお使いいただいている中尾潤教諭に機器の選定方法や利用状況、読書器を使用している感想をお伺いしました。
今回導入いただいた製品
クリアビューC HD22 価格279,000円(非課税)
最新フルHDカメラを採用し、高細密な映像を実現した据置型拡大読書器。アルファベットのCをイメージしたフォルムで、新聞や大型書物の快適な読書、手芸など多様な場面で活用できる。テーブル前部に内蔵された着脱式コントローラーの取り付け向きを変えるだけで簡単操作、高機能操作を切り替えることができる。
クリアビューC HD22の詳細はこちら
拡大読書器選定の流れ
前回購入時生徒からの評判が良かったため
本機のポイント
XYテーブルの可動域の広さ
導入の効果
大型の資料も確認しやすくなった
拡大読書器を導入するまで
- 導入の経緯について教えてください。
- 読書器については、基本的には教員向けでなくあくまで生徒に活用してもらうために購入の要望を出しています。学校で購入する場合もありますし、読書器を寄付していただく場合もあります。 また、盲学校では地域の学校の支援学級に通っている方々の相談窓口の役割も担っています。読書器はカタログだけでは大きさや使用感など伝わらない部分も多いので、実物を見ていただくのも購入している理由の一つですね。
- 機種の選定はどのようにされましたか?
- 各社から送られてくるパンフレットなどから情報を集めています。できる限り生徒には良い物を使ってほしいので、新しい機種の情報は都度確認しています。
機種を選ぶ基準についてはこれまでの使い勝手や機能面を重視しています。
クリアビューC HD22に関しては初めて購入したときの生徒からの評判が良かったので、もう1台追加で購入することになりました。
拡大読書器の導入後
- 現在のご利用状況を教えてください。
- 現在は教室に設置して使用しています。2022年度に関しては2台導入し、教室ごとに置いて使用しております。
基本的には同じ教室で使用するので置いたままですが、違う教室への移動となると機器を持ち運び移動させて使用します。クリアビューC HD22は持ち運び用の取手が付いているため、移動には便利だなと思いますね。
据置型を使う前までは授業ではルーペや携帯型読書器を使用しておりましたが、携帯型の読書器だと「なんとか書ける」といった状態ですので、据置型の方が使いやすいですね。 - 読書器を使われてみていかがですか。
- アームが横にあるのが大きな特徴ですね。このおかげでXYテーブルを奥まで動かせるので、他の機種に比べて可動域が広がり大きな本でも読み進めやすいです。
リモコンが外せるのも長所の一つですね。倍率調整や色の切り替えも簡単にできますし、ラインの出し入れやスリープモードのON/OFFなどの設定変更もリモコンから操作ができるのは便利ですね。
地域の中での盲学校の役割
読書器の紹介となるとカタログを見せただけでは実際の大きさや使い勝手、機能面の確認がどうしても難しくなります。
読書器の購入を検討されている方には、まず実物を見て確認していただくことが大事だと思いますので、盲学校では様々な機種を購入して比較・検討していただいています。
終わりに
- 読書器について、今後望んでいることはありますか。
- 最近の読書器は様々な機能が付いていて便利になっているのはありがたいのですが、もっとシンプルな機能のみで安価な機種があっても良いのではないかと思います。
最近は音声で読み上げてくれる機種もよく耳にしますね。音声型に関してはもっと性能が良くなると思うので、今後に期待しています。 - 本日はお忙しい中貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。